9月27日、燕市産業史料館で新潟県及び新潟県観光協会による
「NIIGATAプレミアムダイニング」が開催されました。
このイベントは、新潟県が誇る食の魅力を発信するため、
普段食事ができないような特別な空間で、
地元のシェフが地元食材を活用した料理を提供するイベントで
県内4会場で開催されるものです。
そのトップバッターとして燕市で開催されました。
この日は、花角知事も参加。
カトラリー生産など世界でも高く評価されている燕市を舞台に
「ミシュランガイド新潟2020特別版」の掲載店である
BISTRO NAOMIの塚原直己シェフなど地元の料理人が
もとまちきゅうり、うんめ豚など地元食材を使った特別メニューを提供、
参加者は数種類からお好きなカトラリーを選んで食事を楽しみました。
「NIIGATAプレミアムダイニング in 燕」の特徴のひとつは
食事の前に施設見学とものづくり体験ができること。
参加されたみなさまは、この後の食事に使うカトラリーが
どのような歴史と背景のもと作られてきたのかを学ぶとともに
チタンストローの発色体験を楽しみました。
知事もご満悦の様子でした。
さてこのイベントは県及び県観光協会の主催でありますが
実際の運営は地元のツバメ・クロス・アクションズのみなさんが
中心となって行ってくださいました。
ツバメ・クロス・アクションズ(TSUBAME×ACTIONS)は、
料理人、農家、調理器具メーカーなど職に携わる多業種が連携し
地域活性化のために活動している有志団体です。
今年の新型コロナ禍においては地元企業や行政と連携し
テイクアウト実施店の紹介や県外在住学生支援事業への協力など
積極的な取り組みを行っています。
実はこの「NIIGATAプレミアムダイニング」も
県の観光キャンペーンの一環として燕市で開催する予定でしたが
台風接近の影響によりやむなく中止となりました。
今年はそのリベンジという意味で、相当な気合を入れての運営でした。
ひとつひとつのお皿が運ばれる合間には
生産者が食材のお話をされたり、
調理器具のメーカーが道具の特徴を説明したりと
本当にすばらしいおもてなしだったと思います。
ありがとう! ツバメ・クロス・アクションズのみなさん!!