2020年09月24日

稲葉遺跡の発掘調査現場を一般公開しました

9月12日、県営圃場整備事業(米納津・佐渡山地区)に伴い、
燕市教育委員会が発掘調査を実施している稲葉遺跡の
現地説明会が開催されました。

稲葉遺跡現地説明会(8).jpg

稲葉遺跡とは、
燕市米納津地区の東側に位置し、大通川左岸の沖積地に立地。
遺跡は平安時代を主体とするムラ跡で、
調査区では畑の畝跡と推測される溝状遺構が多数検出され、
当時の生産域と考えられます。

稲葉遺跡現地説明会(2).jpg

また、墨書土器を含む奈良時代、平安時代の土器などが出土しています。

稲葉遺跡現地説明会(5).jpg
稲葉遺跡現地説明会(7).jpg

当日見学に訪れた人は、101人。
発掘調査現場を見学できる数少ない機会ということで
みなさん、興味深く見入っていたそうです。

稲葉遺跡現地説明会(11).jpg
稲葉遺跡現地説明会(4).jpg


posted by 鈴木力 at 07:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする