なんと!燕市の研修事業が一冊の本になりました。
それがこの本!!
「そうか、ここが問題だったんだ! がどんどん見えてくる
データの読み方・活かし方」(柏木吉基、大和出版)

私は就任以来、人材育成に力を入れてきました。
「市役所長善館」と称し、私が自ら塾長になって
問題解決力、プレゼン力、リーダーシップなどを学ぶ
研修事業を行ってきました。
そのやり方は課題図書を教材に
座学やワークショップを行うというやり方。
いつも何か良い教材はないかと書籍探しをしています。
そのような中で、2年前に出会った本が
柏木吉基氏の「それ根拠あるの?と言わせないための
データ統計分析ができる本」(日本実業出版社)でした。

柏木氏は元日産自動車のビジネス改革マネージャーだった人。
あのゴーン社長の下で、数多くの改革プロジェクトを
進めてきた人です。前述の本を読み終わるなり
「この人を講師に招き研修会をやりたい」と思った私は
直ぐに人事担当者にその柏木氏との接触を指示。
柏木氏から快諾をいただき、研修会が実現しました。
しかもラッキーなことに、ちょうどその頃
柏木氏は日産を退社し、独立されたばかり。
そこで継続的に燕市の人材育成事業に
関わっていただけることになりました。


そこで誕生したのが、冒頭ご紹介した

の中に登場してくる「燕プロジェクト」です。
燕市で行った研修事業を題材にしながら
問題発見・課題解決の方法を分かりやすく
学ぶことができる内容になっています。
自治体関係者も民間の人も
できれば学生のみなさんからも
本書をお読みいただくことをお勧めします。