大河津分水路工事の礎となられた百名の御霊に謹んで追悼の誠を捧げます。

「暴れ川 みんな泣かせた 横田切れ」
「蒲原の 田畑を守る 大河津分水」
これらは「つばめっ子かるた」の中の一句です。
燕市では、現在子供たちが「つばめっ子かるた」や
「燕ジュニア検定」などを通じて、
大河津分水の歴史や洪水について学んでいます。

また今年も、四月十二日には燕さくらマラソン大会が開催され、
満開の桜のもと、大勢の参加者のみなさんが、
春の大河津分水路の堤防で気持ちよく走っておられました。
さらに翌日の四月十三日には、分水おいらん道中も開催され、
大河津分水の完成を記念し植樹された桜並木を、
絢爛豪華なおいらん達が華麗に練り歩きました。

こうした郷土学習やイベントを通じて、
先人が取り組まれた大河津分水工事の意義と効果を
次世代へ「語り継ぐこと」を私たちの責務として
今後も積極的に取り組んでまいります。