複雑な調査基準の理解や習得に時間がかかることによる調査員不足や、
調査員ごとに記述内容のばらつきが出ることが課題となっていました。
燕市は、こうした課題に対応するため、昨年11 月から、
県内初となる「認定調査用ソフト搭載のタブレットPC」を導入しました。
このたび導入から1年間の成果がでました。
調査票作成時間の半減や調査処理件数が1.3 倍に増加するなど、
大きな成果を上げています。
引き続き、効率的な業務執行を通じて、
市民の利便性向上に努めてまいります。

【介護認定調査タブレット導入の効果】
〇調査票作成時間(1件当たり)
ベテラン調査員: 約 60 分⇒ 約 40 分
2年目調査員: 約 4〜5時間⇒ 約 2〜3 時間
〇新任調査員育成期間
調査票作成時選択肢があることで判断基準などが明確となり、
今年度の新採用職員は、5週間(従来は8週間)で
単独で調査を担えるようになり、
他調査員と同様に活躍しています!
〇調査処理件数(1ヶ月あたりの平均)
令和5年4月〜10 月 令和6年4月〜10 月
112.4 件 ⇒ 151.7 件(1.3 倍)
〇調査員の声
「選択肢を選んでいくと文章が自動生成されるため、
作業時間とそれに伴うストレスが減少。
調査処理件数は増えているが、
それを感じないほど業務負担が軽減されました。」