2024年12月02日

「つばくろ Lab. 」のその後

燕市では急速に発展する技術や多様化する社会に
対応できる人材を育成するSTEAM教育を推進するため
昨年10月にモデル校となる燕中学校に「つばくろ-Lab.」を整備しました。
(▼関連記事はこちら)
http://suzukitsutomu.seesaa.net/archives/20231009-1.html

一年経過し着実に成果が出ていますのでその一端をご紹介します。
先日、燕中学校のものづくり PC 部が「つばくろ Lab. 」を活用し、
地域活動支援センターはばたき様の「困りごと」を
市内事業所からの協力も得ながら、
ものづくりで解決する製品づくりに取り組み、
製品の一部を完成、納品しました。

PC.jpg

ものづくり PC 部 約30名のうち 、
この活動には 3名の生徒が手をあげ参加。
「つばくろ Lab. 」の3 D プリンターやレーザーカッター を使い
製品を作成することができました。

3Dプリンタ.jpg
レーザーカッター.jpg

1制作したもの
@棚の目隠し
・棒の両側のパーツを3 D プリンターで作成
★棚の目隠し 01.jpg

・棒とカーテンを組み合わせて棚の目隠し
★棚の目隠し 02.jpg

A利用者様の棚の改良
・棚の中に、荷物をかけられるつっかえ棒とフックを作成
★棚の改良 01.jpg

・棒の両側のパーツを3 D プリンターで作成
・ S 字フックも、針金で作成し、焼き入れをして強化
★棚の改良 02_LI.jpg

はばたき様からは次のようなの感想をいただきました。
・ 棚の目隠しは 、気になっていたところなので
 月曜日に利用者様がいらっしゃったらびっくりすると思います 。
・ 棚の改良は 荷物を かけられるようになり 便利になってありがたいです 。

★棚の目隠し 03.jpg

参加した生徒たちも
・ 思っていた以上に、良いものができてうれしかったです。
・ 喜んでもらえてうれしかった。
・ 3Dプリンターやレーザーカッターなどを使うことができ、ものづくりの技術が上がった。
と成果に満足していたそうです。

ちなみにこの事業は
燕市の「 羽ばたけつばくろ応援団事業」に採択され
3月に報告会を予定しています。
posted by 鈴木力 at 07:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする