燕市では近年の猛暑等異常気象をふまえ、4月1日から
工場等の遮熱・断熱工事に対する支援制度を開始しました。
現在まで 24 件の申請があり、施工済の工場を対象に
天井表面温度の計測と従業員のアンケート調査を実施したところ、
職場環境の改善を実感している割合が約 9 割となりました。
また、熱いと感じる割合も施工前に比べ 43.6 ポイント減少するなど、
施工による効果が表れています。
この度の調査の結果を基に、引き続き支援制度を周知するなど、
市内企業の職場環境改善に取り組んでまいります。
【支援策の概要と効果】
1.対象工事
:補助対象施設の工場等の屋根及び壁に施工する遮熱・断熱工事。
2.補助金額
:対象工事費の 3 分の 1(上限額:施工面積により 100 万円〜200 万円)
3.効 果:
@天井表面温度
同敷地内の似た造りの建物と比較。施工済みの屋根は
外壁と比較して温度が低くなっています。(計測日気温:31.4℃)
■未施工(屋根表面温度:45〜46℃)
■施工済(屋根表面温度:35〜36℃)
A従業員アンケート結果(回答人数:10 社/40 人)
■職場環境は改善したと思うか
職場環境の改善を実感している割合が約 9 割
■施行前後で室温はどうだったか
熱いと感じる割合も施工前に比べ 43.6 ポイント減少