2月4日、済生会新潟県央基幹病院の
竣工記念式典が開催されました。
平成21年に具体的な検討会議が設置されてから約14年。
幾多の紆余曲折を経てきましたが
待望の基幹病院の竣工です。
就任以来ずっと携わってきた私としては感無量です。
定礎の除幕式
竣工記念式典
花角知事は式辞で、新潟県央基幹病院を中心に
病院、診療所などが役割分担しながら連携し、
地域がひとつの病院のように機能することで
住民が県央地域で安心して生活できる
医療提供体制の構築を目指すと語りました。
県央地域は、救急搬送全体の約4分の1を
圏域外に搬送している状況があり、
救急医療体制の強化は、喫緊の課題となっておりましたが、
この基幹病院が開院し「断らない救急」の実現を目指すことで
県央地域の医療体制は大きく改善されます。
また、近年大きな課題となっておりました周産期医療についても、
対応していただけることになりました。
県央地域で子どもを産み育てる上でも
重要な病院が誕生したことに安堵するとともに、
大変期待をしているところです。
その後、施設の内覧会も行われました。
最新設備が整っていて頼もしく感じました。
ちなみに、病室の冷蔵庫はツインバード製でした。
開院は3月1日。
済生会新潟県央基幹病院が、地域の医療体制の中核を担う病院として
その機能を最大限に発揮し、県央地域に暮らす人々に
末永く頼られ、愛される存在となることを期待しています。