10月29日、三条市体育文化会館で
「八十里越と県央の未来」をテーマに
西潟為蔵記念「地方創生フォーラム」が開催され
私も第2部のパネリストとして
三条市長さん、加茂市長さんと一緒に参加してきました。
八十里越は、三条市と福島県只見町を結ぶ
国道289号の自動車通行不能区間のこと。
三条市下田地区出身の政治家西潟為蔵が
私財を投じてその開削に貢献し、
明治23年に工事が完了、里道から県道に昇格。
その後、昭和44年に八十里越が国道289号に編入され、
昭和61年から大規模な道路整備が始まり、
長い工事期間を経て、ようやく3年後の
2026年には開通することが見込まれている道路です。
フォーラムには250人が参加。第1部では、三条市長さんが
「国道289号線全通と三条市の取り組み」と題して基調報告。
第2部はパネルディスカッション。
司会役の弥久保会長による
八十里越観光圏の構想、八十里越ハンドブックの作成、
県央観光のビジターセンターの設置という3つの提言に対し
三人の市長が意見を述べました。
八十里越が全面開通すれば、
福島県との交通アクセスは格段に時間短縮されます。
観光振興など、このメリットを生かすことが大切です。
289号道路は、「つばくロード」と
読むことができるのではないでしょうか。
燕市としても国道289号を生かした
地域の活性化に取り組んでいかねばと思いました。