2022年06月18日

令和4年度優良工事表彰A(建築工事、さく井工事編)

今日は、建築工事、さく井工事編です。

<分水総合体育館改修工事(建築)>
施工業者は、丸運・丸山分水総合体育館建築特定共同企業体です。
優良工事表彰 (9).jpg

本工事は、建築後46年が経過し、施設の老朽化が進んでいるため、
トイレ洋式化及び内外装改修をすることにより、施設の長寿命化を図り
利用者が安全・安心に利用できる環境を整備するものでした。
外観.jpg

また、アリーナ天井の耐震化改修を行い、
指定避難所としての機能を満たす改修も合わせて実施しました。
工事に際してはアリーナの特定天井の形状が複雑なため、
実際に現場でサンプルを作成したうえで施工方法を確認し、
落下防止の措置が十分である事を検証してから施工しました。
2階ホール.jpg

また、隣接している分水地域交流センター、分水武道館を
通常運営しながらの改修であったため、
事前に施設側と綿密な打合せや協議を行い、
適切な工程管理・品質管理・安全管理が実施されました。
これらの制約がある中、工事期間中に案内看板等を積極的に作成し、
工事区画を明確に周知することで利用者と施工者の動線が
交錯しないように事故防止に努め、
トラブルや事故もなく余裕をもって完成しました。
以上の取組が評価されての表彰です。


<吉田32消雪用さく井工事>
施工業者は、株式会社三燕です。
優良工事表彰 (17).jpg

本工事は揚砂により機能の低下した
吉田32消雪用ポンプの代替ポンプを新設する工事です。
施工箇所は、道路幅員が狭く小学生の通学路になっていますが、
JR吉田駅に行き来する車両も多い道路です。
R0028232.jpg

施工者は「子供を守る工事現場運動」と称し、
見守り運動に関するルールを設け、
登下校時の声掛けや工事区間での引率誘導等、
子供たちの見守りをこまやかに行うことで、
緊急時に頼りやすい環境を形成しました。
子どもを守る工事現場・こどもSOSA.jpg

また、工種の切り替わりごとに
関連自治会や地元住民への連絡を徹底し作業を行い、
近隣住民からの苦情や事故も無く安全かつ円滑に作業を終了しました。 
以上が評価されての表彰です。
posted by 鈴木力 at 07:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする