住まいの今後を考えるきっかけとなるよう、
「住まいのエンディングノート」を
県内で初めて作成しました。

このノートは、
一般的な人生のエンディングノートを参考に
不動産に関する部分に特化したもので、
今後住まいを担う家族のために、
住まいの情報や今後の方針などを
分かりやすく整理することができる内容となっています。
さっそく11月7日に開催した
空き家総合相談会の中で、
このノートの活用講座を実施しました。

ちなみに、総合相談会とは
燕市空き家等対策連絡協議会が主催。
以下のような分野に分かれて専門家等が相談に応じるもので

<相談に参加した団体と対応分野)
■燕市シルバー人材センター
( 空き家の見回り、除草、樹木のせん定、冬囲いなど )
■燕市建設業協同組合
(空き家の解体、リフォーム、雪下ろしなど)
■新潟県宅地建物取引業協会
( 空き家の売買、賃貸、今後の活用など)
■新潟県司法書士会
( 空き家の相続等の権利関係など )
■燕市役所
( 空き家バンク、解体・改修助成、空き家予備軍への相談など)

併せては司法書士をセミナー講師として招き、
「空き家で損をしないポイントがわかる1時間」と題した
セミナーも実施しました。

さて、「住まいのエンディングノート」活用講座には3組が参加。
・家系図を書いてみて、相続権のある人が分かり、やはり自分の代で片付けなくては、と改めて思った。
・解体後の税金が高くなるとか、再建築できる土地なのか、ということばかり考えていたが、「思い出を振り返る」なんて、思ってもみなくて、とてもいい時間だった。
など、かなり好評でした。
今後もこのノートの普及活用に努めてまいります。