「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」を
読まれたかたも多数いらっしゃると思います。
著者は、数学者で国立情報学研究所所長の新井紀子さん。
多くの関係者にショックを与えたベストセラーです。
この本を読んで衝撃を受けた私は、燕市の子どもたちに、
大人になった時、AIに負けない能力を
身につけさせてやらなければならないと強く思いました。
そこで、今年度から約530万円の予算をかけて、
「読解力育成プロジェクト」を開始することとしました。


新型コロナウイルス感染拡大の影響で予定より少し遅れましたが
先日、新井紀子先生を講師に教職員を対象とした研修会を
オンライン形式ではありましたが、開催することができました。

今後は秋に、市内小学校6年生と中学生全員と希望する教員を対象に、
県内初となるリーディングスキルテストを実施します。
この診断テストの結果と、新井先生からの指導を受けながら
読解力向上に向けた授業改善に向けた取組を推進していきます。
教育委員会職員及び市内小中学校の教職員のみなさま
子どもたちの将来のため、よろしくお願いいたします。