オンラインでの意見交換を行い、しばらく途絶えていた
姉妹都市関係を再開・継続していくことを確認しました。
シェボイガン市とは旧燕市が平成8(1996)年1月11日に
姉妹都市の協定を結び、中高生の相互派遣など
交流を続けてきました。
しかし、東日本大震災発生後の平成23年7月、
燕市からシェボイガン市への派遣を最後に
交流が途絶えておりました。
今年は両市の姉妹都市締結から25周年となります。
そこで、今後の交流についてどうするか相談するため、
5月にシェボイガン市へ燕市からメールを送ったところ、
4月に就任したばかりのライアン市長からすぐに返信がありました。
そこで、両市長同士でオンライン対面をすることとなり、
事務方で調整を進めてきた結果、冒頭のとおり
7月30日に私とライアン市長とのオンライン対面が実現しました。

ライアン市長は27歳。とっても若い市長さんです。
とてもアグレッシブな方で、
始めて会ったとは思えないほど和やかな雰囲気で
意見交換ができました。
結果、今後も姉妹都市関係を続けていくことで合意。
新型コロナ禍の中なので、
オンラインによる中高生の交流会などから
再開していくこととしました。
25周年という節目の年に
今後の方向性が確認できたことは嬉しい限りです。
新たな両市の交流の歴史が始まることに期待したいと思います。

ちなみに、シェボイガン市は、アメリカ合衆国の中北部、
五大湖の一つミシガン湖のほとりにある
人口約5万人、面積36.2kuの町です。
シェボイガン市のあるウィスコンシン州には
72のカウンティー(郡・協議会)がありますが、
シェボイガン市は3市・15町・10村で構成する
シェボイガン郡の中心的な都市です。
19世紀の初め、ドイツやオランダ、アイルランドからの
移民が根を下ろして生活し始めたシェボイガンは小さな港町でした。
しかし、1980年代半ばには、
都市機能整備プロジェクトが始まり、
港を整備し、近代的なマリーナや公園を作り、
魅力的なリゾート地に生まれ変わりました。
産業面では、陶器や金属、プラスティック産業が盛んで、
工業団地の造成も行われています。