新型コロナウイルス感染症の影響で全国的に
修学旅行の中止や行先の変更を行っている小中学校が多数あります。
燕市内の小中学校も同様の状況です。
その一方で、逆に燕市が修学旅行の訪問先に選ばれるという
今まで全く想定していなかった事態になっています。
9月25日現在で、36校1,411人(うち県外7校)が
燕市産業史料館や市内企業へ修学旅行に訪れる予定です。
燕市及び燕市観光協会では、ここ数年
ものづくりの現場を見学したり体験をしてもらう「産業観光」の
誘致・推進に取り組んできました。
産業史料館をリニューアルしたり、
工場見学を受けいる企業に補助金を出したり、
旅行会社向けのモニターツアーを実施したり。
それがこのような形で実を結ぶとは、嬉しいかぎりです。
関係者一同、たいへん喜んでいます。
せっかく修学旅行先に選んでいただいたのなら
満足して帰ってもらおうと受入れ体制の拡充を図りました。
サーモグラフィーの設置
学習用ハンドブックの作成
記念品の贈呈
実際に来燕された児童・生徒の様子もご紹介します。
9月16日 長野市立三輪小学校58名 鞄。次郎を見学
9月25日 村上市立朝日中学校49名 産業史料館でタンブラーづくり体験
十分に満足されて帰っていただいたと聞いています。
10月、11月はまさに受け入れの佳境に入ります。
しっかりおもてなしをして、
将来のリピーターにつながればいいなと期待しています。