2020年09月24日

稲葉遺跡の発掘調査現場を一般公開しました

9月12日、県営圃場整備事業(米納津・佐渡山地区)に伴い、
燕市教育委員会が発掘調査を実施している稲葉遺跡の
現地説明会が開催されました。

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稲葉遺跡とは、
燕市米納津地区の東側に位置し、大通川左岸の沖積地に立地。
遺跡は平安時代を主体とするムラ跡で、
調査区では畑の畝跡と推測される溝状遺構が多数検出され、
当時の生産域と考えられます。

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また、墨書土器を含む奈良時代、平安時代の土器などが出土しています。

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当日見学に訪れた人は、101人。
発掘調査現場を見学できる数少ない機会ということで
みなさん、興味深く見入っていたそうです。

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2020年09月23日

おかえりなさい

国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として
2018年7月から2020年3月までウズベキスタンの公立学校で
英語、日本語、日本文化の指導等を行ってきた田中美樹さんが
活動報告に来てくれました。

田中美樹さん(1).jpg

田中さんは燕市在住で分水中学校の先生です。
2年前の出発の際にも挨拶に来てくれました。

2年ぶりの再会。
おかえりなさい。無事帰国されてよかったです。
田中さんは、現地での活動内容を
コンパクトにまとめたスライドで説明してくれました。

田中美樹さん(3).jpg

「つばめっ子かるた」を使った日本語指導や
「燕ばやし」をみんなで踊って日本文化を紹介するなど
燕市出身ならではの活動も行ってきたそうです。
いずれもウズベキスタンの人たちには好評だったとのこと。
おおっ、燕市がウズベキスタンの人にも認知された!

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ウズベキスタンでも新型コロナウイルスの感染拡大があり、
予定通りに帰国することができなかった苦労もあったそうですが
自分の中の価値観や視野を広げることができた貴重な体験だったそうです。

今回の経験を今後の教員活動に生かしていきたい
という抱負も語ってくれました。
未来を担う子供たちの目標になれるよう、頑張ってください。

田中美樹さん(6).jpg

さっそく9月27日にはセミナーを行うそうです。
お問い合わせは、
にいがたNGOネットワーク 国際教育研究会RING まで
(メールアドレス ringniigata@gmail.com )

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2020年09月22日

International Gathering

9月5日、燕市在住の外国人のみなさんとの交流会を開催しました。
先日、今年度の3つの重点施策のひとつに
『「天上新風」新しい風を捉えた地域の活性化』という柱があり、
その具体的事業として「燕市役所まちあそび部」始動の話題を紹介しましたが、
実はこの外国人との交流会もこの柱に基づく事業の一環です。

1_ミニ講座.jpg

国際化の進展により、燕市に在住する外国人の方々も年々増えています。
そのため、多文化共生の推進(外国人が安心して暮らせる環境づくり)として
今年度から
・外国人向け生活ガイドブックの電子配信
・市役所窓口で多言語翻訳ツールを導入
・中小企業への職場環境整備支援など
を行うこととしました。
まずは、お互いの理解を深めることから始めようということで
今回の交流会を開催することとしました。
これも新型コロナの影響で立ち上がりは遅れてしまいましたが・・・

さて、この日の交流会の会場は、燕市民交流センター3階多目的ホール。
外国人同士や外国人と日本人が交流できる場として開催し
@外国人が燕市で生活するうえでのミニ講座
Aお弁当を食べながらの交流会
の2部構成で実施しました。参加者は23名。
うち外国人は7名(中国3、韓国1、ベトナム1、フィリピン1、インドネシア1)

4_交流会.jpg

ミニ講座のテーマは「防災」です。
燕市で起こりうる災害の種類と発生した際の対処方法について
やさしい日本語で講義しました。
また、広報つばめを翻訳できるアプリ「カタログポケット」と
今年作成した「燕市生活ガイドブック」を紹介。

3-2_燕市生活ガイドブックの紹介.jpg
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交流会は約1時間。
5から6人のグループに分かれ、お弁当を食べながら自己紹介。
その後は席を自由に移動し、交流してもらいました。

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参加者からは、楽しかった。また参加したい。
もっともっと日本人のみなさんと交流したい。
との声が多数あったそうです。
初回としてはまずまずの成果だったようです。
これからどんどん回を重ねていくことにより、
交流の輪が大きくなっていくことを期待いたしましょう。

posted by 鈴木力 at 07:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする