2017年03月26日

ありし日の長善館

3月18日、粟生津体育文化センターで
長善館史料館所蔵資料目録の完成を記念した
講演会が行われました。
講師は筑波大学の中野目徹教授。テーマは、
「史料から見えるありし日の長善館」です。

100859866.jpg

この目録は、燕市と筑波大学の連携事業として
平成25年度から今年度まで4年間、
中野目教授の「日本史実習」の授業として
調査研究を行ってきた成果物です。
長善館史料館の所蔵資料1,959点の文書を分類整理し
目録としてまとめていただきました。
事前調査を含めると延100人以上が参加した
プロジェクトでした。

目録講演会 (21).jpg

中野目先生の講演は、
この調査事業の意義と苦労話を皮切りに
長善館史料館が所蔵する資料の特徴、
さらにはそこから見えてくる
ありし日の長善館の姿について
分かりやすく解説してくださいました。

目録講演会 (29).jpg

大多数を占める書簡を読み解いていった結果、
館主鈴木家の家族関係、
親族とくに小川家との関係、
師弟関係などが
あらためて浮き彫りにされたそうです。
会場からも活発な質疑が出されていました。

目録講演会 (32).jpg

また中野目先生は講演の最後に、
「長善館友の会」の設立など
史料の今後の保存・活用などについて
示唆に富む提言をしてくださいました。
この中には、既に新年度事業として
予定しているものもあります。
今後とも筑波大学と燕市の連携事業が
円滑に展開されていくことを
大いに期待しています。
posted by 鈴木力 at 07:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする