2017年03月20日

平成29年燕市成人式

昨日、平成29年燕市成人式を挙行いたしました。
今年の成人式を迎えたのは、
平成八年四月二日から翌九年四月一日までの間に
生まれた方々です。842人です。
成人、おめでとうございます。

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今年も気合を入れて祝辞を書き上げました。
またまたオリンピックネタが中心になってしまいましたが、
キーワードは「推進力」と「チームワーク」です。

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【式 辞】

本日ここに、多数のご来賓の皆様のご臨席を賜り、
平成二十九年燕市成人式を挙行できますことに、
厚く御礼申し上げます。
この佳き日に、晴れて成人式を迎えられた皆さん、
「成人」おめでとう。心からお祝いを申し上げます。
また、今日まで深い愛情を持って
新成人の成長を支えてこられたご家族の皆様にも、
衷心より感謝とお慶びを申し上げます。

今年成人式を迎えられた皆さんは、
平成八年四月二日から翌九年四月一日までの間に
生まれた方々です。
昨年もオリンピックが行われましたが、
皆さんが生まれた平成八年には、
アトランタ・オリンピックが開催され、
女子マラソンの有森裕子選手が
二大会連続メダル獲得という快挙を成し遂げました。
有森さんはレース後のインタビューで、
「終わってから、なんでもっと頑張れなかったのか、
と思うレースはしたくなかったし、
今回はそう思っていない。
初めて自分で自分をほめてあげたい」と涙ながらに語り、
日本中に感動を与えました。
この「自分で自分をほめたい」という言葉は、
その年の流行語大賞に選ばれたほどです。

皆さんは、本日ここにめでたく
成人式を迎えられたわけですが、
成人になるということは、
大人としての様々な権利を得ると同時に、
地域社会の一員として、
これからの時代を担っていく義務と責任が
生じることでもあります。
私は君たちに、今日という日をあらためて
自分の人生の目標を定めるととともに、
これからの社会の中でどう行動していったらよいか、
一人一人が真剣に考える日にしてもらいたいと
願っています。そして今から、
その実現に向かって新たなスタートを切ってほしいのです。

皆さんのこれからの夢や目標は何ですか?
その実現に向かって努力を続ける推進力は何ですか?
昨年、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典さんは、
「誰が一番乗りするかを競うより、
誰もやっていないことを見つける喜びの方が大事。
人のやらないことをやるのが、私の推進力だった」
と語っています。

新成人の皆さん、どうか何事にも恐れることなく、
果敢にチャレンジしていってください。
自分なりの推進力を見つけ、
自分で自分をほめてあげられるくらい、
目標に向かって努力を続けてください。
もちろん行く手には、
様々な困難が待ち受けているでしょう。
長い人生の間には、
失敗したり悩んだりする時が何度もあると思います。
そんな時は思い出してください。
君たちの周りには支えてくれるご家族や恩師、
信頼できる仲間がいることを。

昨年のオリンピック卓球女子団体で銅メダルを獲得した
日本チームのことを覚えていますか。
金メダルを目指していた日本は、
準々決勝でドイツに二勝三敗で敗れてしまいます。
初戦で前半大きくリードしながら
思わぬ逆転負けをした伊藤選手を気遣い、
「今日の負けの原因はすべて私にあります」
と語ったキャプテン福原愛選手。
三位決定戦に向けた翌日の練習で
「銅にも大きな価値がある。
もう一度まとまって頑張ろう」と声を掛けたそうです。
これがチームの結束力を高め、
見事シンガポールに勝って銅メダルを獲得しました。
ドイツに敗れた時には
「唇を噛んででも、泣くわけにいかなかった」
と語っていた福原選手は、
銅メダルが決まった瞬間、涙ぐみながら
「本当によかったです。足を引っ張ってばかりで。
みんなに感謝しています。」と語るとともに、
「キャプテンらしいことができたかは分からないが、
常に二人が試合だけに集中し、最高のプレーができるように、
気づいたことやできることは全てやったつもり。」
と大会を振り返っていました。
石川佳純選手は、「三人で勝ち取った勝利です。
三人が個性を生かせて、それが力になって、
最後は結束して本当に大きな力になった。」と話し、
伊藤美誠選手は、「二人のおかげで勝ちがあったと思う。
心強い先輩です。」と語っています。
お互いを信頼し合い、支え合った、
まさにチームワークで獲得した銅メダルでした。

皆さん、「天は乗り越えられる試練しか与えない」
と言います。
努力と挑戦の先には必ず飛躍的な成長や成功が
君たちを待っています。
一人一人の力は僅かでも、
仲間を信じ、みんなで力を合わせれば、
道は開けるはずです。
支えてくれる人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、
自らの力で困難を乗り越えて行ってください。

その一方で、成人となった今日からは、
自分や家族のことだけでなく、
これまで以上に地域社会にも目を向けてください。
今、全国各地で「地方創生」と呼ばれる
取り組みが行われていますが、
その推進力となってくれることを期待されているのが、
君たち若い世代です。

燕市でも、「日本一輝いているまち」を目指して、
様々な事業を実施しています。
「つばめ若者会議」や「燕ジョイ活動部」を立ち上げ、
若い人の力をまちづくりに生かす取り組みを進めています。
また、首都圏に住む燕市出身の若者が集まり交流を深める
「東京つばめいと」という事業も行っています。
動画「燕市ダーツの旅」をユーチューブで配信し、
燕市の魅力を全国に発信しています。
最近では「ブラつばめ」の配信も始めました。
是非、君たちからも、
これら燕市の取り組みに関心を持ってもらい、
参加・協力してもらえたら、とても嬉しいです。

私は、君たちがそれぞれ自分の夢や希望に向かって
歩んでいくとともに、
これからの燕市が、更には日本が
新しい時代を切り拓いていく際の
推進力となってくれることを心から期待しています。

もちろん私自身、
君たちが燕市の出身であることが誇りに思えるまちになるよう、
これからも誠心誠意、努力していくことをお約束します。

結びに、本日の成人式の実施にあたり、
一生懸命に準備してくれた実行委員の皆さんに
感謝を申し上げるとともに、
新成人の皆さんが築いていく未来が
素晴らしいものとなりますよう心よりお祈り申し上げ、
式辞といたします。

平成二十九年三月十九日
燕市長 鈴木 力


新成人代表2人による「二十歳の決意」も立派でした。
米山航輝さん
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山後 緑さん
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新成人のみなさんの未来が
輝かしいものでありますように
お祈りしています。


posted by 鈴木力 at 07:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする