2016年11月25日

大河津分水講演会

横田切れから120年。
今年1年、様々な事業が行われてきました。
11月13日、その集大成ともいうべき講演会が
分水公民館で開催されました。

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主催は、NPO法人信濃川大河津資料館友の会。
友の会の会員をはじめ多くの市民や事業所、
行政機関の方々など、総勢約250人が参加されました。

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友の会理事長で長岡技術科学大学名誉教授の
早川典生さんの挨拶で開会。

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トップバッター、友の会理事の樋口勲さんの講演は
「あらためて、横田切れを振り返る」です。
絵や写真を使い、横田切れ当時の状況と現在を比較しながら
被害状況と大河津分水完成後の地域の発展を
分かりやすく説明していただきました。

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次なる講演は
「信濃川の洪水、江戸・明治以来をたどり、将来を考える」
講師は、早川理事長が務めました。
過去の信濃川の洪水発生状況を分析。横田切れクラスの洪水が
約100年周期できていることに触れ、120年経過している現在、
いつ同じ規模の水害が起きても不思議でないと
警鐘を鳴らしていただきました。

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休憩を挟み、新潟大学災害復興科学研究所の
安田浩保准教授が講演。テーマは
「2015年の鬼怒川の大水害から
信濃川流域に暮らす我々が学ぶべきこと」でした。

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記憶に新しい鬼怒川の大水害。その発生メカニズムを解析し、
越後平野を水害にどう備えるか、
過去の教訓を継承していくことの大切さなどについて
分かりやすくお話いただきました。

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最後に信濃川河川事務所の南健二計画課長が
大河津分水路の改修事業の概要を説明。
工期18年間、約1200億円のビッグプロジェクトの
進捗状況を教えていただきました。

全体討論では参加者から積極的な質疑が出され
あらためて水害や大河津分水に関する市民のみなさまの
問題意識の高さを伺い知ることができました。

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教訓の継承の大切さを再認識させられた講演会でした。
そのためにも関係機関と協力し、定期的に、
このような講演会を開催していきたいと考えています。


posted by 鈴木力 at 07:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする