燕三条地場産業振興センターにおいて
燕三条卸メッセが初めて開催されました。

燕三条地域は日本有数のものづくり産業が
集積する地域ですが、それらの優れた商品を
日本各地にさらには世界に販売してきたのが
いわゆる産地問屋のみなさま。
両市には約1,000社の卸問屋があり、
年間商品販売額は約4,120億円。
まさに車の両輪として地域経済の発展を支えてきました。

そう!燕三条地域は
業務用調理器具、ギフト用品、利器工匠具、
作業工具など30万種類の商品を
いつでも出荷できる在庫がある地域なのです。
これらの強みをアピールしようと
今回初めて卸売業という視点からの展示会が開催されました。
出展者数は43社。地方の産地問屋による展示会は
全国的にもほとんど例がないと思います。

とはいうものの
初めての取り組みを進めるためには
相当のエネルギーを要します。
この画期的な事業が実現できたのは
燕商工会議所の田野会頭のリーダーシップに
因る所が大きいと思います。
心から敬意を表します。

2日間の来場者数は約1,600人。
目標人数には届かなかったようですが、
会場には海外からのバイヤーの姿もあり、
回数を重ねていけば、
工場の祭典、ものづくりメッセに並ぶ
燕三条地域の産業イベントとして
大きく発展していく可能性を
十分に秘めていると思います。
関係者のみなさま、お疲れさまでした。
