2016年03月13日

甦る輝き

ちょうど一週間前の3月6日、
燕市内の研磨職人でつくる親睦団体「燕磨(えんま)の会」
のみなさんが、燕市合併十周年記念式典を前に、
燕市役所の正面玄関にあるステンレス製の切り文字を
ピカピカに再研磨してくださいました。

20160306_燕磨の会(庁舎エンブレム磨き)_5420.jpg

この切り文字は設置の際にも
燕磨の会から研磨してもらったのですが
3年経過するうちに、
腐食までには至っていませんが
意外と汚れが目立つようになっていました。

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燕磨の会(施工前) (3).jpg

そこで立ちあがったのが燕磨の会のみなさん。
ボランティアで再研磨に挑戦してくださいました。

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朝9時。円陣を組んで作業開始。
「燕の職人の技と心意気で輝きを取り戻そう!」
「オー!」

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3年前は各工場で研磨した上で、
後から壁に設置したわけですが、
今回の作業の難しいところは
壁に設置されたままで研磨すること。

燕磨の会 (2).jpg

コンテナで足場を組むところが、
町工場の職人らしくていいですね。

燕磨の会 (3).jpg

前半の作業は、切り文字の側面に溜まった
泥や汚れ、錆を落とすこと。
実に細かく根気のいる作業ですが、
さすがはこの道数十年のベテラン揃いの集団です。
黙々と作業が進みます。

燕磨の会 (4).jpg
燕磨の会 (20).jpg

途中から、先輩たちの技を見学に来ていた
若手職人や「磨き屋一番館」の研修生が挑戦。

燕磨の会 (24).jpg
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更には研修生のお子さんの小学生まで参加するという
一大イベントになりました。

燕磨の会 (29).jpg

後半の作業は、文字の平面部分を磨きます。
ここからは機械を使った作業。

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いくら燕磨の会と言えども
立ったままこの機械を扱うことができるの
ごく限られたベテラン職人だけだそうです。

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「傍で見ていると簡単そうに見えるかもしれないが
それは技術が高いからなんだよ」
と燕磨の会の山崎会長さんが、
取材に来ていたマスコミの方に説明しているのを
聞いていて、大いに納得した私でした。

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最後に仕上げ。
私も少々お手伝いさせていただきました。

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11時30分、終了。
輝くまち燕市の象徴が見事に甦りました。

燕磨の会(施工後) (2).jpg

細部の細部まで妥協を許さない職人魂を
見せていただきとても感動しました。
若き研磨職人たちにも生きた教材になったと思います。

燕磨の会(施工後) (4).jpg

みんなで一本締め。

燕磨の会 (42).jpg

みなさん、本当にありがとうございました。

燕磨の会 (43).jpg

PS
オリンピックの年毎に再研磨する
というのは、いかがでしょうか・・・
posted by 鈴木力 at 07:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする